ゆるくおもう

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教えられたことは教えないといけないよね

A senior rainmaker in the community instructs an apprentice on how to do the pot blowing

 

 

教えられてきたことは、次へ教えなければいけない。

 

何も知らないでいた自分。何かを求めていた自分。バカでバカで何をやっても上手く出来ない自分。そんな自分にコツコツと我慢しながら教えてきてくれた人がいる。全然いうことも聞かない。全然理解しない。全然上達しない。それでも長い目で教えてくれた。それ自体が「本当のこと」なんだと思う。だから伝えなければいけないよね。

 

 

そんなこと言っても、人に伝えたり、人に教えるってとんでもなく難しいことだと思うし、教える立場になると責任とか色んなことが大きく重くなる。そうすると、やっぱり自己保身になっていったりする。もしかすると、教えてもらったことで自分だけウハウハしたいと思ったりもしちゃうよね。それに自分が教えられてきたことを伝えると、下手すりゃコイツらの方が仕事できるようになっちゃうんじゃないかとか。

 

でも、そうやって自己保身であったり、自己利益の増大をはかろうとすると上手くいかないんだよ。身を焼かれるような感じになる。

 

なんでかな?って考えると、ボクに教えてきた人。ボクが教えられてきたこと。それらは自己保身的なものを考えずに、伝えてもらったものだから。

 

だから自分だけのものにしようとしたりするとおかしくなっちゃうんだね。

当たり前だよね。自己利益増大の方法を教えてもらったきたわけじゃないんだもの。

 

本当のことを教えてもらってきたから。

 

 

教えてくれた人がどんな思いで教え続けてくれたのか。

何を伝えたかったのか。今の自分と照らし合わせながら考えてみる。

 

自分には出来ないって思うし、物凄く怖いと思う。身に余る感じ。

でも、もらってしまったものは次へ渡していかないとね。

 

教えるとか伝えるって自分のことを考えたら出来ないんだよ。

でもそうやって教えられてきたんだ。理由はいらないよ。

 

だからボクも伝えていかないとね。